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新大阪の中高一貫私立中高生補習指導‐SPI数学塾の有名私大付属中学に在籍する生徒が経験するであろう授業について話します。
中高一貫校・私立中学は大きく3つに分けられます。
まず、一つ目が大学を併設しない「進学校」、二つ目がこのページの主題である有名私大の「付属校」、三つめが有名私大の「協定校」です。
この有名私大の「付属校」のグループには、関大・関学・同志社・立命館の関関同立の付属校や京産・近大・甲南・龍谷の付属校がメインに挙げられます。
他にも大阪工業大学の付属に当たる常翔学園等がありますが、ここは大学付属というより進学校としての色彩が強く、伸び悩んだ生徒への保険のような進学先として、大工大・摂南大が存在しているという感じです。
従って、併設大学の進学を見据えた6年間の中高一貫教育が実施されている学校は、関関同立・産近甲龍の付属校となります。
大学付属校でも形態は様々
ただ、併設大学への進学率という観点で捉えれば、①関西学院中学・同志社香里中学・立命館宇治中学がより高大連携の色彩が強く、②関大一中・同志社中だと「併設大学でも他大学でも自由に選んで下さい。ただ、他大学進学へのサポートは一切ないですよ。」というスタイルであったり、③他大学進学コースを併設している関大北陽中・同志社女子中・立命館中・立命館守山中、④他大学進学コースがない関大中等部・関西学院千里国際中だったりと関関同立系でも様々なです。
因みに産近甲龍の付属中は、③の他大学進学コースを併設しているか、高校になったら併設されるかのどちらかです。
近大は他大学にない難関の医学部があるため、中学受験の段階で「医薬コース」があり、異彩を放っています(現実的に「医薬コース」に入っても、医学部に進学できるのは極僅からしい)。
中学での他大学進学コースでも多くは併設大学に進学
大学付属中学にある「他大学進学コース」は「併設大学進学コース」に比べて偏差値が5以上高く、特進コースという位置づけになります。
しかし、現実的に「他大学進学コース」の生徒であっても、上位20%くらいでないと他大学に進学することは内容です(それが関関同立系だと顕著)。
何故なら、関西では関関同立より上の私大がなく、国公立も大半は京大・阪大・神大を目指すこととなり、それよりも下の大学であれば、併設大学で良いかと考える生徒が多いからです。
産近甲龍の付属生であれば、京大・阪大・神大と併設大学との間に関関同立があり、国公立が無理でも、関関同立や他の大阪公立大・兵庫県立大・地方大ということになるようです。
そう考えると、関関同立の「他大学進学コース」は併設大学が地頭の良い生徒を確保する手段になってるのかと思えてきます。
有名私大付属中学の授業レベルは公立中学の発展レベルくらい
これをどう見るかは人それぞれでしょうが、有名私大付属中学の授業が主眼に置いているのは、受験テクニックでなく、バランスの取れた学力の養成と基本問題を突っ込んで考える学力の養成と思われます。
中学受験の図形問題で「ひらめき」という文言が多く用いられますが、それに磨きを掛ける授業になっていると思われます。
同じ内容の問題でも様々な問いかけで演習をさせたりしており、教員の創意工夫に感動したものです。
それが社会に出て役に立つソリューション能力になるんだろうなとも思いましたね。
それでも、多くの生徒にとっては難しいと呼べるものでなく、やはりクラブ活動・資格取得(英検・漢検・数検・Gtec等)に時間を割いているのでしょう。
SPI数学塾の有名私大付属校生への役割
頑張って有名私大付属中学の合格を勝ち取った学力を持っても、やはり得手不得手がある関係で伸び悩んでしまう生徒がおります。
大学付属校では定期考査が重要であり、しっかりと内申を取っていかなければ、学部の選択が限定的になります。
そのような状況を鑑みて、SPI数学塾では板書ノートを拝見する等して、学校の先生が重視しているテーマを推し量り、無理ムダのない指導をしてまいります。
中学に入学後は高校受験がなく、英文法で躓いていることに気づかず、後になって大慌てになることもあります。
そのようなことのないよう、日々注意喚起をしていき、クラブと勉強の両立をしてもらえるよう、応援してまいりたいと考えております。
授業場所は事務所のあるステュディオ新大阪の1階ロビーで行います。