看護学校受験・小論文の勉強の進め方

SPI数学塾看護

SPI数学塾・看護受験はこちらから 数学の勉強法① 数学の勉強法② 志望動機書の書き方

こんにちは。SPI数学塾の吉田です。
SPI数学塾という屋号でオンライン・出張で数学・英語・現代文・小論文・志望動機書の書き方・面接・SPI等の授業をしていますが、株式投資のテクニカル分析の授業をすることもできます。

看護師

看護学校入試には、一般入試以外に推薦入試や社会人入試等があります。
これらの入試は試験科目が小論文と面接のみという場合が多く、小論文の勉強をしたいと問い合わせされる受験生の方が時折おられます。
今回は小論文の勉強の進め方について、書いていきたいと思います。


個人的には右にある「ぶっつけ小論文」というテキストが良かったのですが、廃版になり、中古でしか手に入りません。
100ページほどの薄い本で、どの受験生にも小論文学習で必要なことに絞られています。
他のテキストも色々とあるのですが、レベルが高く、看護学校受験にはオーバースペックなテキストばかりなのですね。
また、「ぶっつけ小論文」は採点者の立場に立って「採点者に覚えの良い小論文」を書くことに重点を置いており、その手法が書かれています。
構成の立て方、メモの書き出し、各々の時間配分まで書かれており、実践的にも役に立ちます。
当然ではありますが、このテキストは小論文学習の序章に過ぎません。
様々な題材に対する知識を日頃から身に着けておくことは心がけておいてください。

教育弘報研究所という会社が発行していた「作文・小論文の書き方実例集」が良いテキストなのですが、10年ほど前に廃業されました(看護受験に特化した出版社だったんですがね)。
今では古本でも見つからないですが、私はPDFを持っており、受講生の方には小論文で出題されそうな題材や知識をこの本で習得してもらうようにしています。
他にも実例集はあるのですが、看護大学向けであり、難易度が高いんですね。
看護学校の小論文では、受験生の人柄を知る目的の題材が多いのですが、看護大学になると、医療知識や時事ネタ(終末医療・インフォームドコンセント等)に対する考え方を問う題材が多いのです。
小論文のテキストの大半はレベルが高い看護大学向けです。
その点は注意して、テキストをお探しください。


看護学校受験で小論文試験対策で要する時間は3ヵ月ほどです。
但し、早くから始めるに越したことはありません。
書くネタは多いに越したことはなく、それは日常生活の気づきから積み上がってくるからです。
例えばバリアフリーのバスや高齢者優先の席、エレベーターの有無を見て、気付くことが色々あるでしょう。
ただ、同時に一つ一つの設備にコストが掛かるのも事実であり、市民への理解や妥当性を考える必要があります。

健康や栄養の知識も日常生活の疑問から習得できるものであり、そういったこと一つ一つが小論文でのネタの知識になるんです。

ですから、小論文の構成の勉強をしつつ、医療・健康等の観点から生活を考えるようにしましょう
小論文は、①主題(書き出し)②他人の意見③自分の意見④まとめで構成され、それぞれのあらすじをメモします。
そしてそれらのメモの肉付けとして、様々なネタを書いていくのです。
世の中のどんなものでも功罪があり、意見が交わされています。
例えば、スマートフォンなら伝達が用意ですが、有害情報やいじめ等の悪用も多いです。
インスタントラーメンも持ち運びが容易で、お湯さえあればいつでも食べられる便利さがありますが、化学調味料・保存料が多く含まれます。
これらの対立する意見を戦わせて、自分はどちらに軍配が上がるかを理由と合わせて述べるのが小論文です。
試験官もその内容を見ることで、受験生が客観的な目を持ちつつ、根拠を持って自分の考えを述べてると評価できるようになるのです。

重ねてになりますが、小論文の勉強の仕方はシンプルです。
しかし、日常生活で疑問を持ち、書けるネタを多く持ち、それらを理路整然と書きまとめる力を養成すべく、様々な題材に対し小論文を書いていく練習が必要となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました