アステラス製薬が長い下落を経ていよいよ買い場か?

薬品 テクニカル分析

こんにちは。バリュー株テクニカル分析の吉田です。
株式投資でバリュー株の買い場に役立つテクニカル分析のブログを投稿していきます!
SPI数学塾という屋号でオンライン・出張で数学・英語・SPI等の授業をしていますが、テクニカル分析の授業をすることもできます。
今回は高配当株で新NISAスタート時も話題になっていたアステラス製薬
今年に入ってからも下落基調で、歴史的な安値水準になりました。
でも、トレンドラインを引けば、長期保有の資産株として見た良い買い場にも見えます。

上記のチャートはアステラス製薬の過去1年の日足チャートです。
移動平均線は5日(橙)・25日(緑)・75日(水色)です。
チャートの下にあるグラフはMACDと呼ばれるオシレーター系テクニカル指標ですが、今回は無視してください。(詳しくはこちらをクリック)
この2日間は過去の高値を結んだトレンドライン(白の斜め直線)を超えたままになっています。
また、5日・25日移動平均線がゴールデンクロスしました。
ただ、75日移動平均線が抵抗線になっており、跳ね返されている感じです。

一方、上図はアステラス製薬の週足チャートになります。
ここで注目てほしいのは過去の安値を結んだトレンドライン(白の斜め直線)です。
このトレンドラインはかなり強力な抵抗線になります。
これを割ることはまず考えにくく、現在の株価は安心して買える水準とも見れるのです。
日足での75日移動平均線と週足でのトレンドラインのどちらが強いかと言えば、後者になるでしょう。
日足でも週足でもチャートを見ると明確ですが、2023年以降下落トレンドに入ったのですが、時間を追うごとに下落率が和らいでいます。
まさに平均変化率(微分係数)が絶対値の大きいマイナスから絶対値が小さいマイナスになり、やがて0になり、絶対値の小さいプラスに転換し、その絶対値が大きくなっていくというストーリーが描けるのです。
今は正にその0になったところと見れます。
勿論、支持線となるトレンドラインの存在が一番大きいですが。
高配当で2015年以降は配当が増え続けており、株主還元への姿勢が明確です。
2024年3月の決算では2年連続の減益が予想されおり、配当性向が非常に高くなっています。
2023年3月期決算で配当性向が100%を超えましたが、減配がありませんでした。
その意味では安心して買える水準だと思います。
薬品メーカーは新薬の認可や売上予測が難しく、業績にブレが出ますが、長期的に見れば、インカム・キャピタルのゲインが狙える銘柄だと思います。
もしよろしければ、ご参考にして下さい。

私はNISAの成長投資枠は使い切りましたが、週明けにDMM証券の特定口座でナンピン買いをしようかと思案中です。

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